ゼミ視察旅行:草津、伊香保、四万

 2022年12月8〜9日、学部と修士の合同ゼミで、群馬県の草津、伊香保、四万へと視察旅行に行ってきました!そこそこ参加人数は多かったのですが、しっかりとコロナ対策をしたことで、みんな無事に出発(+帰着)できました。
視察の目的は大都市郊外にある複数観光地の比較です。今回はいずれも有名な温泉観光地ですね。

 1日目は最初に草津を訪れました。街の中央にある湯畑の景観は圧巻です。ずっと湯気が出ていますね。ここは温泉の自然湧出量が日本一だそうです。湯畑の周りを商店が取り囲んで温泉街が形成されてます。昼は観光客の食事や買物で賑わいますが、夜のライトアップも素晴らしいとのこと。
 ちなみに、湯畑から少し離れますが、西の河原公園の中にはお湯の流れる川があったり、露天風呂があったりと街とは違った魅力があります。

草津の湯畑

 1日目の夕方からは伊香保の石段街を視察です。365段もある階段を登ってきました。階段の左右に商店、遊技場、銭湯などが立地しています。足湯もありました。階段から眺める景色が素晴らしいですね(右写真)。
 アニメとのよくタイアップしているようで、広告が目立ちました。これは予想外でした。若者向けの戦略なのでしょうか?
 空が暗くなってきた頃に階段を降りていたら、ライトアップが始まり、石段の魅力が倍増しましたね。

伊香保の石段街

 2日目の目的地は四万です。川沿いに形成された商店街を通り抜け、しばらく歩くと、かの有名な湯宿「積善館」に到着しました。ここはその独特な外観から、千と千尋の神隠しに出てきそうとよく言われます。日本最古の木造湯宿建築だそうです。期待通り素晴らしい景色に満足です。日帰り銭湯や館内見学をする時間はなかったため、代わりに写真右側の茶屋で一服しました。

 以上のように、群馬県の三つの温泉観光地を訪れましたが、どれも地域特性や観光特性が大きく異なりますね。今後は各地域の形成過程などを調べて、さらに学びを深めていきたいと思います。