活動方針
本研究室では、「研究室の主なテーマ(2020-)」を基に、
純粋に興味のある観光レジャーの動向や地域的展開について研究したり、
観光地のマネジメントや地域観光政策のための実践的なプロジェクトなどを行います。
もちろん懇親会やゼミ旅行などのイベントを通した楽しい交流会もあります。
また、大学は自主的に学ぶ場でもありますから、自らやりたいことを提案し、進めることも歓迎です。
ゼミ生には主体性と協調性をもってゼミ活動に参加してほしいと思っています。

身につける力
本研究室では、主に以下の3つの能力を備えた人材を育成するための、専門的指導を行なっていきます。
1)観光に関する地域の特性把握、評価、計画に関する理論と応用の知識
2)観光に関する地域調査やデータ分析などのスキル
3)観光地マネジメントや地域観光政策を進めるために必要な課題解決型志向
地域観光を対象にしていますが、これからの社会で活躍するためのベースとなる能力を含んでいます。
学びで得た視点やスキルは就職後に異なる分野に進んでも応用がきくでしょう。
学年別の目標
- 学部2年: 専門的な知識やスキルの習得
- 地域観光に関する文献講読やフィールドワークを通して、観光・地域研究に必要な基礎的な知識やものの見方・考え方を身につけてもらいます。それと並行して、統計や地理情報システム(GIS: Geographic Infromation System)などに関するツールの基本的な使い方を学びます。
- 学部3年: グループ研究による応用力の磨き上げ
- 2年生で学んだことをさらに発展させ、より専門性の高い学習を行います。例えば、専門分野の論文輪読、フィールドワークやGISなどの具体的な応用方法、地域観光政策や観光地マネジメントの動向などです。また、ゼミ内でグループを組み、観光・地域調査に関する専門的スキルを最大限に駆使した共同研究を行います。研究成果は、各種の成果発表会で披露するとともに、論文コンテストなどへの応募を行います。
- 学部4年: 集大成としての卒業論文の執筆
- 一人一人が興味のある研究テーマに関する卒業論文を執筆します。後輩への指導的な役割も期待されます。ゼミ内卒論発表会を実施します。
こんな学生募集
- 新しいものに興味がある(例:都市文化、ICT、エンタメなど)
- 地域や資源について深く考えたい(例:観光地理、観光計画など)
- データ分析やITツールの活用をしっかり学びたい(例:統計、データマイニング、GISなど)
- グローバルな観光研究にふれてみたい(例:英語の論文読む)
特別プロジェクト
もし地域からの要望があった場合や、ゼミ生による自主的な活動が提案された場合、希望者を募って以下のようなプロジェクトを実施することも考えています。
- 若者ならではの着地型ツアーの提案
- 地域観光プロダクト(写真、動画、地図など)の制作
- 観光地域づくりやビジネスプランのコンテンスト
