優秀論文賞の受賞2024
この度、日本観光研究学会より「優秀論文賞」を受賞いたしました。2024年6月29日に開催された総会において正式に発表されました。このような賞を頂けたことに感激しております。
受賞した論文は、「イベントの時空間分布からみたライブ・エンタテイメントの全国的動向 ―音楽・ステージ系イベントの地域的特性と夜間経済との関係―」というタイトルで、大規模な音楽・ステージイベントのデータを分析し、イベントの地域集中度や開演時間の分布、サブジャンル別の特徴などの基本特性の詳細を明らかにしました。また、ライブ・エンタテイメント(LE)が地域経済とどのように関係するかを考察しました。
さらに、この研究の続編として、コロナ禍におけるライブイベントの変化を探るプロジェクトも進めています。パンデミック後の日本の音楽イベントの復活をテーマにした地図、「レジリエンスの響き:日本の音楽イベント復活の地図(Echoes of Resilience: Mapping Japan’s Live Music Revival)」を作成し、ESRI主催のGISコミュニティフォーラムのマップギャラリーに投稿して発表済みです。
ご指導ご協力いただいた皆様には心より感謝申し上げます。今後も、観光研究において新しい視点を提供し続けられるよう、さらに研鑽を積んでまいります。引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。