観光DXビジネスプラン企画とコンテスト参加

2024年度、杉本ゼミ2年生では、新しい観光ビジネスの可能性を探る企画を進めました。今年度は特にインバウンド×テクノロジーを軸に、訪日外国人旅行者の観光体験を向上させるビジネスモデルを考案しました。以下の4つのビジネスプランが企画されました!

観光客と農家を繋ぐスポンサーシッププログラム

観光客がオンラインで農家のスポンサーになり、作物の成長を見守りつつ、収穫時には農場訪問や加工品の配送を受けられる仕組みを提供。農業体験を通じた持続可能な観光と地域活性化を狙う。

体験型観光のすすめ 〜Beyond the Journey〜

インバウンド観光客向けに、日本文化を体験できる観光プログラムを集約した予約アプリ「Beyond」を提案。閑散期の集客促進や地域観光の活性化を目指し、多言語対応・レビュー機能・おすすめ表示などを強化。

東京駅で迷わず日本食が見つかるアプリ

東京駅の複雑な構内で、訪日外国人や日本人が簡単に日本食店を探せる360度画像ベースのスマホアプリを開発。駅構内マップ、口コミレビュー、最寄り出口案内などを提供し、広告や店舗契約を収益源とする。

eリストバンド事業

テーマパークでのキャッシュレス決済を実現するICチップ内蔵リストバンドを導入し、来場者の利便性向上と施設の売上向上を目指す。価格帯ごとの差別化やポイント還元機能を搭載し、インバウンド需要にも対応。

今回の企画を通じて、観光DXとテクノロジーを活用した新たな観光ビジネスの可能性を探る重要な知見を得ることができました。また、学生にとっては、新規事業企画の力を高めることができました。

ちなみに、この4つのプランのうち、「観光客と農家を繋ぐスポンサーシッププログラム」が、東洋大学国際観光学部主催の国際観光プランニングコンテストに応募しました。今後さらにブラッシュアップして、外部の本格的なビジネスプランコンテストでも発表ができたらいいですね。

観光DX

観光DXとは、旅行者に対する消費機会の拡大や旅行者の消費単価の向上を目指し、これまでの態様に捉われない新たな観光コンテンツ・価値を生み出すべく、デジタル技術を複…