人流データ活用研究の論文発表(2024.10)

日本都市計画学会の都市計画論文集59巻2号にて、「人流データを活用した観光地誘致圏の時空間的変化の分析:箱根町を事例としたCOVID-19発生前後年における比較」という査読付論文を掲載いただきました!研究の内容は以下の通りです。

本研究では,観光地誘致圏の時空間的な変化を把握するために人流データの活用が有用であるかどうかを検証することを目的とする.そのために,1)人流データによって誘致圏を探索的に分析する手法を提示する.そして,2)大都市郊外の有名観光地である箱根町を事例に,提案手法によって誘致圏の変化を分析する.そして最後に,3)誘致圏分析における人流データおよび提案手法の利点や課題を整理し,研究の結論とする.今回は2019年と2020年の国内旅行者の人流データを使用し,コロナ禍発生前後の観光動態を誘致圏の側面からみてみる.

論文ファイルはJ-STAGEから入手できます↓