プロジェクト開始:昭島市での観光まちづくり参画

 2024年8月よりゼミ単位(学部3年生)で東京都昭島市での観光まちづくり参画プロジェクトを開始しました。学生が主体となって地域課題の解決に取り組む「協働課題解決型ワークショップ」の一環です。昭島観光まちづくり協会や東京観光財団と連携しながら、進めさせていただいております。

地域らしさ追求のための調査・分析

 本プロジェクトでは、昭島市の歴史文化や自然、人口・産業等の分析を通じて、「昭島らしさ」を追求することが目的です。各グループが昭島市の特徴を文献資料・統計等から調査し、他地域と比較することで、昭島市ならではの特性や文化的な背景を浮かび上がらせます。さらに、これを活かして、昭島市の独自性を強調したフレーズや観光デジタルコンテンツの提案につなげていきます。

情報発信とデジタルコンテンツ制作

 調査結果をもとに、昭島らしさを効果的にPR発信するため、SNS戦略プロモーション動画の制作が計画されています。若者ならではの視点から、地元住民や観光客に向けて昭島市の魅力を発信する手法や印象の残る動画コンテンツを制作する予定です。さらに、今話題の生成AIを活用し、観光地の写真や音楽、動画を新たに作成する試みも進行中です。これにより、昭島市の観光コンテンツ表現に新たな可能性が生まれ、地域の魅力が多角的に表現されることが期待されます。

実践的プロジェクトでのデジタル教育の実践

 当研究室では2024年度からDXに関する教育や研究を強化しております。その一環として、プロジェクトマネジメントでのITツール活用に取り組んでいます。例えば、Slack(コミュニケーション)、Asana(タスク管理)、GoogleWorkspace(ファイル共有)、Miro(アイデア整理)等のツールを意識的に活用することで、効率化、創造性の向上、協働スキルの強化を図ります。これにより、デジタルスキル向上と実践的経験の蓄積を目指します。

昭島駅の様子
アキシマクジラのマンホール