「世界一受けたい授業」に出演

今週7/9の「世界一受けたい授業」の放送、面白かったですね!
最初の授業回の「探求学舎」。授業にエンタメ性を取り入れることで、あれだけ子どもたちの興味を引くことができるとは。
大学教育としても参考にできる点がありました。「楽しく学べる工夫」を実践していければと思います。

そして、僕が解説者として協力させていただいた、
AIが判定「日本のそっくり世界遺産ランキング」」という授業について。

AIが判定「日本のそっくり世界遺産ランキング」|世界一受けたい授業|日本テレビ

【特別授業】 杉本 興運 先生 首都大学東京(現・東京都立大学)大学院都市環境科学研究科を修了。博士(観光科学)取得。日本学術振興会特別研究員(…

見終わって、正直、まず「ホッ」としました笑
なにせ、初めてのテレビ出演がいきなり人気の長寿番組ですからね〜
収録中に緊張しすぎて挙動が不自然になってないかなとか、気になってましたから笑
でもさすがはプロの編集力!とてもバランス良く、かつ面白いコンテンツに仕上げていただきました。
そして、出演者の方々のオーラとコメント力! もう立派な専門職ですよ。

授業内容は、バラエティ番組としては十分に面白いものだったでしょう。
また、AIと観光という視点から、新しいタイプの地域資源の楽しみ方を提示できていたと思います。
真剣に考えると賛否両論でそうですが、それはそれでよいと思います。
話題性はありますから、地域資源をまず知ってもらうためのきっかけづくり等、有用な面は多々あると思います。
また、AIがインターネットにある大量の写真画像から、自動的に絶景に似ている資源を抽出することで、隠された資源が発見されるかもしれません。
実際、紹介された技術の地域への導入はすでに進んでいるそうで、四国地方でAIの画像判定技術を使った写真コンテストが実施されました。

四国で出会える世界の有名スポットコンテスト | 四国ツーリズム創造機構

海外の有名スポットに似た景観を四国内で発見しよう!似ているスポットの写真を投稿すると旅行券5万円が当たる!応募期間2021.8/2(月)〜12/31(金)

なお、地域資源の魅力を測る方法としては、専門家による評価や一般消費者のデータを基にした評価といったものがすでにあります。
今後はAI技術を中心とした新しい測定方法が、次々と開発され実践されていくかもしれませんね
テクノロジーの進化によって、新しい可能性が開けていくことに期待したいです。